2013年7月27日土曜日

上総掘り体験イベント

7月27日(土)~30(火)、8月2日(金)~4日(日)の計7日間、伝統的な上総掘りで井戸掘りにチャレンジしました。暑い夏の日でした。


竹ヒゴを巻き取る、ヒゴ車。

掘り作業を楽にする、跳ね木。
掘り鉄管。この先に先輪と呼ばれる専用のノミをつけて掘る。
吸い子。穴の中にある掘りくずを吸い上げる。

ネバ土とネバ水。掘った穴に入れ、壁を固める。

竹ヒゴに撞木(しゅもく)をつけて掘り進める。

ご飯の時間。お昼は野菜たっぷりの焼きうどん、夜はカレー。すべて薪で調理しました。

一般参加者のほか、木更津高専の生徒さんがボランティアスタッフとして多数参加してくださいました。臨時のドラム缶風呂ができました。


水を得るために、ここまでしたか!と上総掘りの道具や技術には驚きました。
この7日間で残念ながら水が出るまでには至りませんでしたが、とても貴重な体験となりました。
参加してくださった皆様に感謝いたします。(前田)

2013年7月13日土曜日

活動日(上総掘り準備)

梅雨が明け、本格的な夏がやってきました。今年の暑い夏は、上総掘りの井戸掘りです。
午前と午後の2回、会員さんから嬉しいアイスの差し入れがあり、生き返りました。


この日は上総掘りで大事な「足場づくり」。木更津高専からもボランティアスタッフとして6名が参加してくれました。

足場は単管パイプで組んでいきます。

支柱となる単管パイプを地面に打ち込みます。
打ち込んだパイプの近くに板を敷く

水平を出します。今回は勉強も兼ねて、水平器を使わずに水盛りでやりました。

支柱の脇に置いた板の上に縦に単管を立て、自在クランプで縦の単管を固定し、今度はそれを柱として足場を組んでいきます。

人がたくさんいると、あっという間に組みあがりますね。

もう少しで足場も完成のようです。


昼は薪でカレーライスを自炊。前回よりも上手にできました。これで本番も安心?



いよいよ再来週7月27日(土)から上総掘り体験がはじまります。
参加日の3日前までに予約が必要です。詳しくは、 きさらづ里山の会WEBサイト にあるチラシをご覧ください。 (前田)

2013年6月23日日曜日

活動日(上総掘り準備、バイオトイレ打ち合わせ)

7月27日(土)からはじまる上総掘りの井戸掘りでは、竹を使用します。この日は会員さんの敷地へ行き、竹を切らせていただきました。木更津高専の学生さん5名もボランティア参加してくださいました。

竹林
竹はたった一年であっという間に数メートルにまで伸びてしまいます。間伐しないと、新しい竹が出てきません。出てきて1年の新しい竹では水分を多く含み、柔らかすぎて井戸掘りには使えません。年数、長さや太さなど、適した竹を手ノコで切っていきます。


8mほどの長さの孟宗竹、真竹を計6本切りました。竹の切り方、枝の落とし方、真竹と孟宗竹の見分け方など、たくさん学びました。切った竹はトラックの荷台にロープで括りつけて運びました。



お昼は薪でご飯づくり。米を炊いて、カレーをつくりました。飴色に炒めた玉ねぎのおかげか、とてもおいしかったです。おなかペコペコの若者には少し足りなかったかな?





カレーを食べながらか、食べ終えたところで、今年度製作予定のバイオトイレ(コンポストトイレ)の話をしました。当会が昨年開催したバイオトイレづくりイベントに参加した木更津高専の学生さんが、バイオトイレを研究テーマにすることにしたらしく、今後共同でできることも探っていきます。バイオトイレも移動型の試作段階から、里山へ常設する試作の新たなステージへと向かいそうです。



さて、話は上総掘りに戻ります。切ってきた竹を割り、竹ヒゴを作ります。まずは細いパイプを地中に挿し、杭にします。竹の先端にナタを入れ、割れたところへこの杭を挟み、引っ張りったり押したりながら、縦に半割りしていきます。



半割りにした後は、節をハンマーで叩き割って取り除きます。子供もお手伝い!


節を取った竹の先端にナタを入れ、さらに割いていきます。


長い竹ヒゴになりました。竹ヒゴと言っても、凧に使うような極細のものではありません。


これらが上総掘りの道具になっていきます。
上総掘り体験合宿、参加者募集しています。日帰りや一日のみの参加、見学だけでも結構です。詳しくは、 きさらづ里山の会WEBサイト をご覧ください。(前田)

2013年6月9日日曜日

活動日(蛍鑑賞、上総掘り準備)

毎月第二、第四日曜日が活動日です。第二日曜日の前日は、作業小屋で定例会を開いています。この時期、会の敷地にはゲンジボタルが見られます。前日の6月8日(土)は、定例会後に蛍鑑賞をして、少々早い暑気払いという名の飲み会をしました。ビールに焼き鳥、焼きうどん。おいしかった。

そんなこんなでホタルやお酒に夢中で写真を撮り忘れました。まあ忘れなかったとしても、わずかな蛍の光をデジタルカメラに収めるのは至難の業なので、ご容赦を。


きれいな水が流れるところにしか生息しないゲンジボタルが見られるのは、いまでは希少と言えます。普段、活動日以外は基本的に里山には入場できないので、こうして蛍の時期を逃さずに見られるのは、保全活動している会員の特権ですね。


さて、 きさらづ里山の会のWEBサイト で告知したように、この夏は「上総掘り(かずさぼり)」という工法で人力の井戸掘りにチャレンジします上総とは千葉県中部、昔の上総国(かずさのくに)からきています。

いまの日本では掘削機(ボーリングマシン)で掘るのが普通で、上総掘りをすることはなくなってきましたが、人力でも深く掘れる上総掘りの技術は、アフリカなど開発途上国に技術指導が行われています。

合宿の7日間でどのくらい深く掘れるかわかりませんが、みんなと協力して、いけるところまでいってみたいですね。とてもワクワクしています。作業はだいぶ疲れるようですが、夜は小屋で火を焚いて、いっぱい飯を食って、ちょっと酒を飲んで、グーグー眠りたいと思います。

里山の会では、参加者の皆さんを迎えられるよう、準備をしています。この日は、井戸を掘る場所づくりをしました。


いま里山にはドクダミの花が一斉に咲いています。ドクダミの葉は、匂いも味もパンチが効いていますが、白くて小さい可憐な花です。



井戸を掘るのは、地主さんが5年前に杉を植えたところ。会の発足前です。 切ってしまうのはもったいない気もしますが、里山をより活用していくための判断です。切った木の一部は薪を積む支え木になりました。たしかに年輪が5年ありました。


お昼は昨夜の残りものや、会員さんが持ち寄ったものを汁にし、野菜の炒め物、ジャガイモ、タマネギをバーベキューに。休憩は淹れたてのカモミールティーにコーヒー。みんなで楽しみながらやる作業はたのしいものですね。


こうして井戸を掘るスペースができました。


あれ?すっきりした感が写真では伝わらないですね。木々に囲まれた中で上総掘りの様子を写真に収めるのは難しそうです。ぜひ上総掘り合宿に直接ご参加ください。(前田)

2013年5月26日日曜日

活動日(下刈り、薪整理、池整備)

この日もいい天気でした。

この夏、上総掘りの井戸づくりが行われるので、周辺の下草刈りと、転がっている冬に玉切りした桜の薪を整理しました。



昼は会員さんが育てた新タマネギをスープと、そのまま焼いていただきました。そのままでも甘くておいしい。ご飯は各自持参。






午後からは有志の作業。僕は畑仕事のため、先に失礼しましたが、池の周りに囲いができていました。

ビフォー 

アフター

 この池、何にどう使うかを考えないといけません。これからの季節、そのままにしておくと蚊の温床になりかねません。2週間前にできた池ですが、すでにおたまじゃくしが生息しています。金魚やメダカを入れたら、蚊が出なくなるんじゃないか、などいろいろアイデアは出ましたが、さてどうしましょう。(前田)

2013年5月12日日曜日

活動日(草刈り、整地、植林)

入会希望者が3名、ボランティアさんが2名もいらっしゃいました!とってもうれしいです。


今日は暑いくらいの陽気でした。春になり、草もどんどん伸びてきてます。
今朝はユンボも登場。ここには物置小屋ができます。写真を撮り忘れましたが、ユンボで小さな池?もできちゃいました。



植林も進んでいます。



休憩には音楽も?



ここに集まる人はおもしろい方ばかりで、作業の合間やお昼休みにさまざまな情報交換もされています。里山保全活動以外にも得られることがたくさんあります。 (前田)

2013年4月28日日曜日

活動日(植林)

今日は大変いい天気でした。この日は急斜面にコナラの苗木を植林をしました。
よい機会なので、植林の手順をご説明。

1.まず苗木を植える箇所を決めます。樹間は約1.8mとっています。


2.丸鍬やスコップなどで、穴を掘ります。苗木によりますが、直径20cm、深さ20cmくらいで十分です。


3.穴の中に枯葉などが入っていたら取り除き(これをやらないと根が水を吸いにくくなります。)、苗木が天に向かって垂直に立つように置いて、根がかぶるくらいに土をかぶせます。土はできるだけ細かくしてください。このときもできるだけ落ち葉や枝が入らないように注意してください。だいたいかぶったら、トントンと苗木を何度か数センチほど持ち上げます。(こうすることで、根のすき間にも土が入っていきます。)根が出てきたら土を追加して、しっかりと土をかぶせます。


4.苗木を手で垂直に支えながら、苗木の回りを踏んで、しっかりと踏み固めます。


5.この上にさらに土を追加します。この土には枯葉や枝が多少含まれていても構いません。


6.土の上に枯葉をかぶせます。(乾燥防止のためです)


7.再度、回りを踏み固めます。



8.苗木を軽く引っ張ったり、揺らしたりしても、土が動かず、しっかり固定されていたら完了です。苗木にはビニールひもなどで印をつけておくとよいでしょう。(誤って踏んだり、切ってしまうのを防止するためです。)ただし、あまりキツく縛りすぎると生長を妨げますので、そうならないように余裕を持たせてください。


まだまだ苗木があり、植林は続きます。この山が将来どんな森になるのでしょう。たのしみです。


植林は難しい作業ではありません。たのしみながらやっていただける植林ボランティアを募集しています。