2013年6月23日日曜日

活動日(上総掘り準備、バイオトイレ打ち合わせ)

7月27日(土)からはじまる上総掘りの井戸掘りでは、竹を使用します。この日は会員さんの敷地へ行き、竹を切らせていただきました。木更津高専の学生さん5名もボランティア参加してくださいました。

竹林
竹はたった一年であっという間に数メートルにまで伸びてしまいます。間伐しないと、新しい竹が出てきません。出てきて1年の新しい竹では水分を多く含み、柔らかすぎて井戸掘りには使えません。年数、長さや太さなど、適した竹を手ノコで切っていきます。


8mほどの長さの孟宗竹、真竹を計6本切りました。竹の切り方、枝の落とし方、真竹と孟宗竹の見分け方など、たくさん学びました。切った竹はトラックの荷台にロープで括りつけて運びました。



お昼は薪でご飯づくり。米を炊いて、カレーをつくりました。飴色に炒めた玉ねぎのおかげか、とてもおいしかったです。おなかペコペコの若者には少し足りなかったかな?





カレーを食べながらか、食べ終えたところで、今年度製作予定のバイオトイレ(コンポストトイレ)の話をしました。当会が昨年開催したバイオトイレづくりイベントに参加した木更津高専の学生さんが、バイオトイレを研究テーマにすることにしたらしく、今後共同でできることも探っていきます。バイオトイレも移動型の試作段階から、里山へ常設する試作の新たなステージへと向かいそうです。



さて、話は上総掘りに戻ります。切ってきた竹を割り、竹ヒゴを作ります。まずは細いパイプを地中に挿し、杭にします。竹の先端にナタを入れ、割れたところへこの杭を挟み、引っ張りったり押したりながら、縦に半割りしていきます。



半割りにした後は、節をハンマーで叩き割って取り除きます。子供もお手伝い!


節を取った竹の先端にナタを入れ、さらに割いていきます。


長い竹ヒゴになりました。竹ヒゴと言っても、凧に使うような極細のものではありません。


これらが上総掘りの道具になっていきます。
上総掘り体験合宿、参加者募集しています。日帰りや一日のみの参加、見学だけでも結構です。詳しくは、 きさらづ里山の会WEBサイト をご覧ください。(前田)

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