2013年11月24日日曜日

里山でチャレンジクッキング

昨年に引き続き、今年も「きさらづプレーパークの会」さんのイベントが当会活動地で開催されました。

今年は晴天に恵まれ、たくさんの人が里山にお越しくださいました。


竹筒の飯ごうづくり。今回は参加者の皆さんにもお手伝いいただき、20個製作しました。


竹筒にお米を仕込み、できた順に火にかけます。


作業小屋の囲炉裏では、山ほどのサツマイモが火の中に放り込まれます。


昨年同様、火起こし体験。


大人も熱中しました。今年は道具も改良され、湿度も低かったためか、何組か火起こしに成功したようです。


ロープでの木登り体験。体全体を使うので、小さな子供の力でも一番上まで上がれました。これは子供たちに大人気で、常に待ち行列状態でした。Gさん、大変お疲れ様でした。


大人の私もちゃっかり初体験。上からの撮影。下から見たときよりもかなり高く感じます。爽快です。


作業小屋を上から撮影。いつもと違う景色です。


竹筒ご飯の炊き上がり。5種類くらいあったでしょうか。栗ごはん、あさりご飯、シーチキンとなめこご飯など、色とりどりのご飯がおいしく炊き上がりました。


竹筒ごはんの残り火で、焼き芋に最後の火入れ。安納芋、紅はるかの2種類を食べくらべ。


お腹がいっぱいになった後は、里山散策。植物に詳しいナビゲーターの案内で、活動地を半周。リュウノヒゲの実で遊びも教えてもらいました。


こうして元気いっぱいの一日が終わりました。

子供たちはロープがぶら下がっているだけでも、思いっきり遊びを楽しめるんですね。子供たちがのびのびと遊べる里山っていいなあと改めて思いました。 (前田)

2013年11月3日日曜日

ツリーバイオトイレ製作ワークショップ5日目

今日はワークショップ最終日。トイレはできあがるでしょうか。
 
根太の上に「床板」を貼り付けていきます。平行して階段も取り付けます。


便槽に水分が溜まるとうまく分解されません。尿が便槽に入らないよう、便器の中を二分し、尿は排水ホースで離れた場所に浸透させます。一箇所に集中するのもよくないので、排水先は適当に移動させたい考えです。

廃棄物のQBテナーを利用し、排水ホースを取り付けました。これを便器の中の前方に取り付けます。おしっこをするときは、できるだけこちらへ流れるように用を足してもらいます。


床板取り付けの進み具合に合わせて、便槽の設置です。 単管パイプを台にして、便槽の回転軸をパイプの上に乗せます。便器から便槽までは一斗缶をつないだものでカバーします。


便槽は用を足すごとに回転させて、中のおがくずや籾殻燻炭と混ぜ、微生物による分解を促します。便槽ドラムに自転車の後輪を接触させて、ドラムごと回転させて攪拌させます。

どうやらうまく回転はしそうですが、自転車スタンドの部品が合わず、 固定させるところまでできませんでした。ワークショップの後、部品に合う自転車に代えるか、部品を修正して設置させたいと思います。


丸太をうまく使って素敵な階段ができそうです。



そして、完成・・・

といきたいところでしたが、ワークショップはここまで。
ここまでオープン過ぎるトイレでは、まだ使用することができません(笑)
今後、デッキ上の構造物などを検討していきます。

今回のワークショップ期間中に、若い会員さんの入会が増えました。新たな仲間と一緒にバイオトイレの運用を考えていけたらと思います。見た目ももう少し改善したいですね。

今回のワークショップでは新しいチャレンジがたくさんありました。 その都度アイデアを出し合い、臨機応変に対応していくのも、仲間とやるワークショップの楽しいところです。参加者の皆さんが献身的に動いてくださり、ここまでたどり着くことができました。
この経験が参加者の皆さんの今後に役立つことがあれば、主催者側として大きな幸せです。

そして、このトイレが里山に循環を作り出し、訪れた方が安心して活動できるよう、また緊急時にも役立つようなバイオトイレにしていければと思います。

参加者の皆様、ひとまずお疲れ様でした! (前田)

2013年11月2日土曜日

ツリーバイオトイレ製作ワークショップ4日目

今日は10名の参加者での作業。二手に分かれて作業をはじめました。

前回、便槽までのカバーを廃棄物の一斗缶を利用しようというアイデアが出て、早速集まったものをディスクグラインダーで加工します。


ツリーデッキ側は丸太を加工した「大引き」を、水平を取りながら設置していきます。


休憩中に会員のお一人がツリーイング(ロープを使った木登り)を披露。しっかりセッティングすれば、初心者でも高いところまで登れるようです。
11月24日に当会活動地で、 きさらづプレーパークの会主催のイベント があります。このイベントでも体験させてもらえますので、ご興味のある方はぜひお申し込みを!


設置した大引きの上に「根太」を打ち付けていきます。だんだん形になってきました。


便座のほうは大小を分離させる方式にします。明日の最終日はうまく設置までいけるでしょうか。