今日はワークショップ最終日。トイレはできあがるでしょうか。
根太の上に「床板」を貼り付けていきます。平行して階段も取り付けます。
便槽に水分が溜まるとうまく分解されません。尿が便槽に入らないよう、便器の中を二分し、尿は排水ホースで離れた場所に浸透させます。一箇所に集中するのもよくないので、排水先は適当に移動させたい考えです。
廃棄物のQBテナーを利用し、排水ホースを取り付けました。これを便器の中の前方に取り付けます。おしっこをするときは、できるだけこちらへ流れるように用を足してもらいます。
床板取り付けの進み具合に合わせて、便槽の設置です。 単管パイプを台にして、便槽の回転軸をパイプの上に乗せます。便器から便槽までは一斗缶をつないだものでカバーします。
便槽は用を足すごとに回転させて、中のおがくずや籾殻燻炭と混ぜ、微生物による分解を促します。便槽ドラムに自転車の後輪を接触させて、ドラムごと回転させて攪拌させます。
どうやらうまく回転はしそうですが、自転車スタンドの部品が合わず、 固定させるところまでできませんでした。ワークショップの後、部品に合う自転車に代えるか、部品を修正して設置させたいと思います。
丸太をうまく使って素敵な階段ができそうです。
そして、完成・・・
といきたいところでしたが、ワークショップはここまで。
ここまでオープン過ぎるトイレでは、まだ使用することができません(笑)
今後、デッキ上の構造物などを検討していきます。
今回のワークショップ期間中に、若い会員さんの入会が増えました。新たな仲間と一緒にバイオトイレの運用を考えていけたらと思います。見た目ももう少し改善したいですね。
今回のワークショップでは新しいチャレンジがたくさんありました。 その都度アイデアを出し合い、臨機応変に対応していくのも、仲間とやるワークショップの楽しいところです。参加者の皆さんが献身的に動いてくださり、ここまでたどり着くことができました。
この経験が参加者の皆さんの今後に役立つことがあれば、主催者側として大きな幸せです。
そして、このトイレが里山に循環を作り出し、訪れた方が安心して活動できるよう、また緊急時にも役立つようなバイオトイレにしていければと思います。
参加者の皆様、ひとまずお疲れ様でした! (前田)
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