今日は大変いい天気でした。この日は急斜面にコナラの苗木を植林をしました。
よい機会なので、植林の手順をご説明。
1.まず苗木を植える箇所を決めます。樹間は約1.8mとっています。
2.丸鍬やスコップなどで、穴を掘ります。苗木によりますが、直径20cm、深さ20cmくらいで十分です。
3.穴の中に枯葉などが入っていたら取り除き(これをやらないと根が水を吸いにくくなります。)、苗木が天に向かって垂直に立つように置いて、根がかぶるくらいに土をかぶせます。土はできるだけ細かくしてください。このときもできるだけ落ち葉や枝が入らないように注意してください。だいたいかぶったら、トントンと苗木を何度か数センチほど持ち上げます。(こうすることで、根のすき間にも土が入っていきます。)根が出てきたら土を追加して、しっかりと土をかぶせます。
4.苗木を手で垂直に支えながら、苗木の回りを踏んで、しっかりと踏み固めます。
5.この上にさらに土を追加します。この土には枯葉や枝が多少含まれていても構いません。
6.土の上に枯葉をかぶせます。(乾燥防止のためです)
7.再度、回りを踏み固めます。
8.苗木を軽く引っ張ったり、揺らしたりしても、土が動かず、しっかり固定されていたら完了です。苗木にはビニールひもなどで印をつけておくとよいでしょう。(誤って踏んだり、切ってしまうのを防止するためです。)ただし、あまりキツく縛りすぎると生長を妨げますので、そうならないように余裕を持たせてください。
まだまだ苗木があり、植林は続きます。この山が将来どんな森になるのでしょう。たのしみです。
植林は難しい作業ではありません。たのしみながらやっていただける植林ボランティアを募集しています。
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