小屋の中では,来年度の里山活動のあり方などについて,おいしいおつまみや飲み物をいただきながら,話し合われました. 里山活動は,生きた自然を相手にしていますので,季節の変化や樹木の成長速度を踏まえながら,計画的に進めるのが吉です.
今後の活動方針や具体的な計画を練るうえでは,活動場所の個性を知ることが重要だろうとのことで,里山を歩いてまわることにしました. 伐採予定の山桜を見て,惜しいなあと思う人あり.
さらに奥へと,藪漕ぎみたいに(背丈ほどある藪の中を,クロールで泳ぐように)進んでいきました.
そうこうすると,やや開けた丘に出ます.その中腹には,真っ赤に熟した柿がなっていました. よくも野鳥に食べられずに残っていたものだと感心しながら,ひょいひょいと丘を登り,いくつか採ってきました.
さ~て,どんなお味でしょうか? 甘い香りに期待して,ガブリと頬張ります.
欲張ってたくさん食べたら,口の中が変な感じになった~. 真っ赤に熟れていましたが,ほんの少しだけ渋が残っていたようですね. 野鳥もグルメになったものです.
柿の木の近くには,間伐されたコナラが山となって積まれていました. 薪ストーブの燃料として,里山の会のひとりが,たった一人で積み上げたものだそうです. タフですねぇ.
それぞれの場所の地形や植生を確認しながら歩きまわっているうちに,すっかり陽も西に傾き,お腹も空いてきました.
というわけで,小屋に戻って,正月らしくお餅をいただきながら,話し合いの続きをします. その間,新年会のために仕込んでおいた鍋も,火の上にかけられます.
さてさて,この後は,話し合いの結果をまとめて,いよいよ新年会へと突入するわけです. が,残念ながら私は所用のため早退することになりました. その後の様子はどんな感じだったのでしょうか? (しま)
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