直火で焼いた醤油もち |
昨夜はさすがに酒を飲みすぎて宿泊した人はいなかったようです(笑)
今朝は天気も良く、気持ちよく作業ができそうです。
前日の定例会では、これからの里山のビジョンを考える前に、千葉県の里山認定地となっている箇所を一度みんなで回ってみようということになり、散策しました。当会の認定地は、圏央道を隔てて、南北二つに分かれています。 --> 活動地の図
水を引いている箇所を除き、南側はほぼ手付かずの状態でしたが、なんと里山のフクロウさんが一人でコツコツと切り開いていました!
拓かれたスペース |
写真では伝わりにくいのですが、斜面に囲まれひっそりとしたスペースができていて、みんなで驚いてしまいました。今日はここの除伐や草刈りの続きをやります。ここは一旦全伐して、新たに木を植えることになりそうです。
それにしてもチェーンソーの使い方、なかなかうまくはなりません。特に雑木は硬いし、真っ直ぐに生えていないので難しいそうです。作業をしていると夢中になってしまい、気づくと汗だくになっています。それでも玉切りになった木材を見ると、他では得がたい満足感があります。チェーンソーを使っていること自体、機械や少しの化石燃料に頼ってはいるのですが、なんというか、燃料の収穫でもあり、未来の里山を作ることでもあり。
また、この日は里山の空間放射線量の測定もしました。木更津は千葉県の南部ですが、北部では1ミリSv/年(0.23マイクロSv/h)を超えるスポットも見つかっており、特に森林の線量を心配されている人も少なくないと思います。里山では子どもが遊ぶこともあるため、ホットスポットになりそうなところの空間線量は計っておきたいと思いました。
この日は地面から高さ1mの空間線量を16箇所で測定しました。結果、最も高いところでも0.14マイクロSv/hと、年1ミリSvに迫るようなところは見つかりませんでした。人が集まる囲炉裏は特に心配でしたが、0.11マイクロSv/hでした。この他、詳しくは後日、 きさらづ里山の会WEBサイト にて公開予定です。
また現在、木更津市のお隣、君津市では、しいたけ(原木・露地)が出荷制限(木更津市は出荷自粛)となっていることから、今年のシイタケ植菌は見合わせることになりました。 --> 千葉県の市町村別農林水産物の出荷制限・自粛状況
安全と安心は違います。人が安心できる基準は、人それぞれです。里山に来たいと思う人の判断基準にはなるよう、これからも計測していきたいと思います。 (前田)
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