今日は大変いい天気でした。この日は急斜面にコナラの苗木を植林をしました。
よい機会なので、植林の手順をご説明。
1.まず苗木を植える箇所を決めます。樹間は約1.8mとっています。
2.丸鍬やスコップなどで、穴を掘ります。苗木によりますが、直径20cm、深さ20cmくらいで十分です。
3.穴の中に枯葉などが入っていたら取り除き(これをやらないと根が水を吸いにくくなります。)、苗木が天に向かって垂直に立つように置いて、根がかぶるくらいに土をかぶせます。土はできるだけ細かくしてください。このときもできるだけ落ち葉や枝が入らないように注意してください。だいたいかぶったら、トントンと苗木を何度か数センチほど持ち上げます。(こうすることで、根のすき間にも土が入っていきます。)根が出てきたら土を追加して、しっかりと土をかぶせます。
4.苗木を手で垂直に支えながら、苗木の回りを踏んで、しっかりと踏み固めます。
5.この上にさらに土を追加します。この土には枯葉や枝が多少含まれていても構いません。
6.土の上に枯葉をかぶせます。(乾燥防止のためです)
7.再度、回りを踏み固めます。
8.苗木を軽く引っ張ったり、揺らしたりしても、土が動かず、しっかり固定されていたら完了です。苗木にはビニールひもなどで印をつけておくとよいでしょう。(誤って踏んだり、切ってしまうのを防止するためです。)ただし、あまりキツく縛りすぎると生長を妨げますので、そうならないように余裕を持たせてください。
まだまだ苗木があり、植林は続きます。この山が将来どんな森になるのでしょう。たのしみです。
植林は難しい作業ではありません。たのしみながらやっていただける植林ボランティアを募集しています。
2013年4月28日日曜日
2013年4月21日日曜日
春の山野草観察会
傘を差して出発 |
食べられる山野草を摘み取る |
先生も雨の中、詳しく説明してくださいました。 |
フキ |
ヤブレガサ |
スギナとヒメオドリコソウ |
観察の後は、摘み取った山野草を調理します。
参加者が摘み取った中には一部食べられないものも。 |
草餅をつくるために、ヨモギを丁寧にすりつぶす。 |
草餅のできあがり。 |
お餅は餡子ときな粉をまぶして。手作りの竹皿、竹箸、竹ベラで。 |
ゼンマイの卵とじ |
ミツバの味噌汁 |
山野草を洗って水を切り、天ぷらに。 |
カラっと揚がった天ぷらを竹皿に。 |
天ぷらには、木更津産海苔パウダーを使った海苔しお。相性ぴったりです。 |
タケノコの甘酢漬け。先生の差し入れ。 |
竹筒で炊いたご飯。参加者が多いため、この本数に。 |
タケノコをまぜて蒸らしたら完成。 |
旬の山野草は食感も香りも最高!
みなさんにお腹いっぱい食べていただき、お土産用にお持ち帰りいただきました。
食べたあとは、竹の飯ごうや食器は燃やしてしまいます。竹の食器は好評で、お持ち帰りされた方も。 |
作業小屋もこの日は調理場に。 |
煙が立ちこもる里山。里山は活用してこそ、価値が生まれる。 |
昨年私は参加者で、山野草のことを学びましたが、だいぶ忘れてしまっていました(汗) 新たな学びもあり、昨年とは違った味も楽しめました。
寒がりな私は縮こまっていましたが、好奇心、探究心、楽しむ気持ちがある人が集まれば、冷たい雨の中でも楽しめるものなんですね。
この日の帰り、今後イベント情報を送ってほしい希望者にはメールアドレスをご記入いただきました。里山の会入会をご検討くださる方もいらっしゃいました。
これからも保全活動をして、地域に開かれた里山、里山の会でありたいと思いました。 (前田)
2013年4月14日日曜日
活動日(道と水道の整備)
前日4月13日(土)は年に一度の総会でした。今年度から役員が変わり、新たな体制でスタートとなります。毎月第二、第四日曜日の活動日は、今年度から原則午前中のみの作業となり、昼食後は各自自由な活動となります。
この日の活動は、水道と道の整備です。
水道は水受けバケツからタンクの間のホースに枝が詰まっていて、水が流れなくなっていました。取り除いたので来週は出ていることでしょう。樋もパイプに変えたので、今後は葉や枝が入りにくくなると思います。
そして、いよいよ次週は「春の山野草観察会」。散策道の最終チェックです。
たくさんの方にお申し込みいただけたようです。今年は温かいせいか、例年この時期に見られるタンポポ、フキノトウやミツバはほとんど姿を見かけません。タラノメも・・・。いまあるものをたのしみましょう。
午後の自由活動はコナラの植林をしました。伐採し、玉切りした木を移動して植林する場所を空け、60本くらい植えたでしょうか。苗木はビニールひもで印をつけました。
定植してから木が大きくなるまでには、まだまだ時間がかかりますが、木を植えないことには何もはじまりません。その後は下草刈りなどの手入れが必要です。これからここはどんな場所になっていくのでしょうか。素敵な場所になることを期待しています。
今週末の天気予報は微妙です・・・。持ちこたえてくれると良いのですが。 (前田)
この日の活動は、水道と道の整備です。
水道は水受けバケツからタンクの間のホースに枝が詰まっていて、水が流れなくなっていました。取り除いたので来週は出ていることでしょう。樋もパイプに変えたので、今後は葉や枝が入りにくくなると思います。
水受けバケツ。フタをとり、掃除もしました。 |
そして、いよいよ次週は「春の山野草観察会」。散策道の最終チェックです。
たくさんの方にお申し込みいただけたようです。今年は温かいせいか、例年この時期に見られるタンポポ、フキノトウやミツバはほとんど姿を見かけません。タラノメも・・・。いまあるものをたのしみましょう。
草刈りをして新芽が出てくることに期待。歩きやすくもなりました。 |
午後の自由活動はコナラの植林をしました。伐採し、玉切りした木を移動して植林する場所を空け、60本くらい植えたでしょうか。苗木はビニールひもで印をつけました。
定植してから木が大きくなるまでには、まだまだ時間がかかりますが、木を植えないことには何もはじまりません。その後は下草刈りなどの手入れが必要です。これからここはどんな場所になっていくのでしょうか。素敵な場所になることを期待しています。
今週末の天気予報は微妙です・・・。持ちこたえてくれると良いのですが。 (前田)
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