2012年11月24日土曜日

里山でよくばりクッキング

この日は活動地できさらづプレーパークの会さんが「里山でよくばりクッキング」というイベントを開催しました。きさらづ里山の会のメンバーもこのイベントをお手伝いさせていただきました。

このプレーパークという活動。僕は木更津に来てはじめて知ったのですが、ネット検索してみると、ヨーロッパからはじまり、日本でも広まっているようです。
googleで「プレーパーク」を検索


このイベントの広報は、きさらづ里山の会もよくお世話になっている地元紙「「房総ファミリア新聞」さんに掲載され、雨にもかかわらずたくさんの人が里山に来てくださいました。

当日のイベントの様子は、きさらづプレーパークさんのブログ記事にも書かれています。また、これまでの里山の会の活動の様子は個人ブログ「Kisarazu-to-森(木更津と森)」にも書いてありますので、あわせてご覧ください。



前回の活動日に作業小屋の寒さ対策のため、ビニールシートを取り付けていました。里山メンバーの機転で、そのブルーシートが雨よけのタープに! こんな使い方もできたんですね。里山から切り出した竹を真ん中に立てて、シートに雨水が溜まらないようにしました。作業小屋が拡張されました。さすが、きさらづ里山メンバー。現場力があります。

ブルーシートのタープとテントで作業小屋を拡張! これで雨でも十分な居場所が確保できました。

一本のヒモを左右交互に引いての火起こし。

弓型の火起こし道具。

里山の会では、もはやお馴染みの竹筒飯ごう。古代種の黒米を混ぜた米を入れます。

そして、なんとパンまで焼いてしまうようです。

ご飯もパンも、うまくできるでしょうか。

こちらはバウムクーヘンの準備。生地を巻きつけるのに、竹竿を使うようです。竹筒はそのまま熱すると圧力で破裂するので、あらかじめ穴を開けておきます。

生地を付ける前に竹を火であぶります。こうすると、竹から油が出て、焼きあがったときに筒から外れやすくなるそうです。

生地を塗りつけて、

竿を回転させながらあぶります。焼き目がついてきたら、その上からまた生地を塗る。これを繰り返すことで、木の年輪のような層ができていきます。

こちらには火の中にアルミホイルにくるんだ焼き芋が仕込んであります。

イモの焼きあがり。きれいなオレンジ色で、うまく焼きあがっています。しっとりとして甘いおイモでした。安納芋という品種だそうです。はじめて食べました。

バウムクーヘンも焼きあがったようです。

焼きたてのバウムクーヘンを切ってみると、ちゃんと層ができていました。

ごはんもふっくらおいしく炊き上がりました。お漬物と一緒に食べると、お米の味がさらに引き立ちます。

パンもうまく焼けていました! 竹筒飯ごうの用途が広がりました。まだまだ他のものも調理できるのではないでしょうか。

雨もあがり、おなかいっぱい。イベントタイトルのとおり、よくばりクッキングでした。

子供たちのはしゃいだ笑顔が印象的でした。子供の遊ぶ場として、里山は最適だと感じました。大人も楽しんじゃいました。

都市化した住宅地に住んでいると、思いっきり走り回ったり、大声ではしゃいだり、火を起こしたりということはしにくいですが、近くに遊べる里山があれば、こうしてのびのびと過ごすことができます。お金だってほとんどかかりません。

これからも里山の可能性をもっともっと広げていきたいと思いました。 (前田)

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